1948-06-28 第2回国会 参議院 本会議 第54号 第一は、現在、健康保險法、失業保險法等各種の保險法があるが、政府はこれを統合する意思はないかとの質問に対し、政府は、これは憲法第二十五條に基く社会保障制度の問題であつて、いずれはこの社会保障制度一本に統合されるものと考えられるが、労働者災害補償保險法は社会保障という観念とは異なつておるものであつて、労働保險は社会保障制度に統合されるべきものではないと考える。 原虎一